日本語版と英語版の違い(FF11)
先に書いたように、FF11のサーバには既存の日本人プレイヤの中に大量の米人プレイヤが流入し、日本語と英語が入り乱れた状況になっている。
もちろん、こうなることは北米版スタート前に充分に予想されていた事である。
そこで、スクエアエニックスも日本語プレイヤと英語プレイヤの間でのコミュニケーションの補助とする為、定型句の翻訳機能なるものを実装して来た。
文字入力エディタが開いた状態でホットキー(TAB)を押すと定型句メニューが開き、定型的な挨拶や、ゲームの中特有の単語(地名や魔法名等)、「行け」「待て」「戻れ」等のゲーム中に使用するであろう語句等をメニューから選択して入力すると、クライアントの言語に応じた言語で表示されるというものである。
それなりに使えると思って実装された物であろうが、正直言って使い物になれない。
行けならgo、待てならwait・・・キーボード入力に慣れた物なら、数タッチで送れる簡単な単語を、わざわざメニューから選択する者などいないだろう。
さらに問題は、この翻訳機能を使用すると、相手側のクライアントにどう表示されているのか全くわからない。
相手に正しく伝わるのかどうかを検証する事すらできないのでは、恐くて使えませんって。(^^;
こんな使えない物を実装するより、[/trancerate je|ej]コマンドでも実装し、ネットワーク上の翻訳サーバと通信して、翻訳元文と翻訳結果を並べて表示するくらいの芸は見せて欲しかった。
ここまではスクエアエニックスが実装した補助機能が使えないので、 ユーザは苦労して英語でコミュニケーションをとるようにつとめています・・・と言う事になるのだが。
ある程度英語で会話できる日本人プレイヤは、積極的に米人プレイヤとコミュニケーションをとっていたりする。
その中で最大の障壁となるのが、FF11特有の魔法やアイテムの名称が、日本語によるカタカナ表記と英語表記で全く違う事があることである。
例えば、ファイナルファンタジーでは最初の物からおなじみの「ケアル」と言う魔法がある。
プレイヤのHPを回復する為の魔法であり、プレイ中にひんぱんに使用される非常に重要な魔法の一つである。
カタカナ表記がケアルならば、英語表記はkearu?carer?carel?・・・こんな物かと想像するであろう。
ところが・・・英語版ではcureなのである。
過去のコンピュータRPGの多くにcureと言う回復魔法が存在し、その方が英語圏の人間には通りが良いと考えも無しにそう決めたのであろうが。
昔からFFの世界では回復魔法は「ケアル」です。
つまり、「ケアル」はFF世界特有の言葉なのである。
なんでこの世界特有の言葉まで、英語版では他のゲームの魔法名に置き換えてしまうのでしょう?
戦闘終了後、毒に侵されHPがなくなり掛けている米人プレイヤが目の前で・・・
I need cure, quickly, PLZ!
と叫んでも、日本人プレイヤには「ケアル」=「cure」である事が認識されてないから何の事かわからない。
気づいた時には目の前に死体が転がっていると言う寸法である。
もし、彼のメッセージが
I need kear, quickly, PLZ!
だったら反応できたのに・・・と悔しい思いをすることたびたび。(^^;
(私は回復魔法も使える赤魔導士をメインジョブにしていますゆえ。)
いまさら変えられないと言われるのでしょうけどねぇ。
せめて、メニュー中の固有の単語位は、常にカタカナ表記と英語表記を併記するとかして、お互いにお互いの言語クライアントではどう表示されているのかわかるようにしてもらいたいですね。
それと、一部の日本語の学習に積極的な米人プレイヤの間では、英語版クライアントが一切の日本語入力を受けつけない事を悲しんでいると言う話しもある。
なにしろ彼らのログディスプレイには、日本語がそのまま表示されているのである。
なのに、自分では入力することもできない。
Windowsには対象としている地域に限らず、全ての地域で販売されている物に、日本語をはじめ多くのアジア言語入力用のIMEが標準装備されている。
つまり、英語圏のプレイヤであっても、日本語がわかるプレイヤならば、日本語の入力できる環境は持っているにもかかわらず、それが使えない状態にされている。
こういう子細な障壁が、日本人プレイヤと米人プレイヤの壁となって立ちはだかっている現状・・・なんとかしてくれ。
ほんのちょっとの改修でも何とかなる事があるだろ?>スクエアエニックス
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